
あなたは愛車のトランクあるいはラゲージスペースに何を入れているだろうか?
以前、友人に実家の米をおすそ分けするのに、近所の駐車場にお互いの車で乗り入れ、車から車へコメの引き渡しをしたことがある。そのとき、友人(男)が開けた車のトランクを見て驚愕したことがある。
なんもない!
ステーションワゴンタイプの彼の車のラゲージスペースには物どころか、チリ一つなく、感心したことがある。アウトドア派で休日にはしょうちゅう釣りだ、キャンプだと言っては出かけているのに、普段はなんも荷物を載せてない、というか積みっぱなしではないことを知り、意外とマメというか几帳面な人なんだと驚いたのだ。
別の知り合いのステーションワゴンのラゲージスペースには、荷物が積みっぱなしで、休日になると出かけるという郊外の菜園用の農具とか麦わら帽子などが一式搭載されている。日中はスーツを着たバリバリのビジネスマンなのに、車の後ろには鋤と麦わら帽子と長靴…。ミスマッチ過ぎて、思わず笑ってしまった。
積みっぱなしと言えば、以前、知り合いの車のトランクを見てぎょっとしたことがある。彼自慢の真っ赤なスポーツタイプの車。仕事関係の荷物をその知人から受け取る必要があり、駐車場へ同行し、いざ受け取る段になって、開けられた彼の車のトランクを見てがく然。
ぐっちゃぐちゃに本やら、子どものおもちゃやら、びん缶の類が詰め込まれていたのだ。まるでおもちゃ箱をひっくり返した状態のトランクを見て、「これって…」とすぐさま思い浮かんだのが、彼の机の上の光景。資料が山と積まれた机の上の有様と車のトランクの中は、ほぼそっくりな混乱状態であった。
ある意味、車のトランクとかラゲージスペースの中って、運転者の性格を反映するような……気がする。
かく言うわが家のワンボックス軽自動車のラゲージスペースには、思いっきり荷物が積みっぱなしだ。
ブルーシートをはじめとする敷物各種、バドミントンセットやフリスビーといった子どもの遊び道具、いつでもどこでも入浴することに備えたお風呂セット、家族分のゴムぞうり、肌寒い時用のブランケット数枚…このまま旅出てるんじゃないかというほど、身の回り品が積み込まれている。
このコラムを書くにあたり、今一度ラゲージスペースをチェックしてみたら、なぜか新品の脚立まで積まれていた。なぜ?
そう言えば、先週末、夫が「ホームセンターで安かったから」と買いこんでいたような…。ほとんど動く物置と化している、わが家のワンボックス。生活臭ぷんぷんで自慢にならないなぁ…。
※この記事は実話をもとに書いたものです。