愛すべきエンスーたち

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エンスーとは


異国の懐かしい風景

シンガポールへ行ってきた。

日頃、苦労をかけっぱなしの家族への慰安旅行として私が画策。2010年が明ける前の駆け込み旅行で、年末の大掃除やら何やらをすべてかなぐり捨てて、マーライオンを拝んできた。

出発時の日本の気温が2度、現地ではいきなり30度近くあり、街ゆく人の多くは半そでにビーサン姿。さすが赤道直下の地。私たち家族も、滞在中はずっと現地で購入したビーサンで街じゅうを徘徊した。

滞在したホテルから、オーチャード・ロードというショッピングエリアに面した通りが近く、毎日のように歩いたのだが、この通りを走る車の大半が日本車。シンガポールの道は一方通行がやたら多いのだが、自動車は左側通行で右ハンドルの日本車がガンガン走っている。車だけ見ていると、海外に来た気がしないほどだ。

T社やH社の車が比較的多いが、日本の自動車メーカー各社の車はどこに行っても走っている感じ。しかもセダンが多い。ミニバンタイプの自家用車は日本ほど多くなく、もっぱらタクシーや運搬車用に使われているのを多く目にした。

日本車に次いで多いのがドイツ車。とはいっても8割がたが日本車なので、街を走っているドイツ車は約2割といったところだろうか。タクシーは韓国車が多かったが、中にはメ○セデスのタクシーも走っていて、見かけたときは思わず笑ってしまった。チャンスがあれば乗ってみたかったのだが、シンガポールはバスも地下鉄も便利がよく、タクシーに乗る機会がなかったのが残念。

日本車だらけのシンガポールで、日本と違うと感じたのが車体のカラフルさ。車のボディカラーは、日本も以前と比べるとカラフルになったと思うが、シンガポールでは白とかシルバーの車は少なく、ほとんどの場合が赤とか青とか黄色とかの原色使い。バスやタクシーも車体を丸ごとラッピング広告したものが多く走っているので、道路はパレットのよう。それに自家用車はどれもピカピカで、薄汚れた車をほとんど見かけないので、本当に道が色であふれているという感じなのだ。

マーライオン公園の対岸には、3つの高層ビルの上にバナナボートがのっかったような形をしたカジノが建設中だった。中心部に限らず郊外でも建設ラッシュで、てっぺんにクレーンが据えられた建設中の高層の建物を至るところで見かけた。建設現場が多く、そこを出入りするトラックもまた大半が日本車。トラックの荷台に何人もの作業員の男性が乗り込んで移動している光景も何度も目にした。

巨大なショッピングセンターやデパート、高級ホテルや高層ビルが立ち並ぶシンガポールはまさにアジアの大都会だ。でも、どこか妙に懐かしさを覚えたのは、トラックの荷台で揺られるおにいさんたちの姿や、セダンタイプの車が颯爽と道路を駆け抜けていく光景を、かの地でリアルに見かけたからかもしれない。 かつて私が子供のころに見かけた路上の風景が、未だ息づいているシンガポール。都会と田舎、未来と過去が同居しているような街の活気にパワーをもらった4日間だった。

それにしても、行く先々でハンサムな男性が多くて目の保養になったなぁ~。日本車も多いが、オリエンタルなイケメンが多いのもシンガポールの特徴かも!?

※この記事は実話をもとに書いたものです。